1、  組合員数    131名   *平成22年09月現在


2,  組合の歴史

 田村出荷組合は その前身に田村組合、田里組合、田浜出荷組合と言う、
三つの母体となる組合組織がありました。
1985年(昭和60年)これら三つの組合が、合併し田村出荷組合が結成されました。

3、  個撰の特徴

個撰とは、自分の生産した農産物(みかん等)を生産から荷造り、販売に至るまで
生産者個人の責任で一貫して行う販売形態です。

4   出荷組合とは

個撰では、荷造り、販売資材の発注 また青果物の場合卸売り市場に販売を委託
するケースが多く この場合の市場との交渉、運送会社との運賃交渉等 販売にかかる
事務的負担、また個人では一日の出荷、販売量にも限度があります。これらの点を補い
対外交渉でも
数の力を発揮するため、一定のルール(組合規約)に賛同する生産者の
団体を、出荷組合と称します。

5,  田村出荷組合とは

私たち田村出荷組合は 田村に居住し自らの手で生産した果樹を個人選果で出荷、
また出荷組合を組織し販売いたしております。
荷造りは 短い選果行程(大きさを揃える)と、
ひとつぶ、ひとつぶを手にとって
選別(等級を分ける)し味や外観を揃え、特に腐敗の発生原因となるどんな小さな生傷も
混入しないよう
細心の注意が払われます。収穫に際しても味のばらつきを減らすため
果皮色や着果部位等に注意を払い収穫されます。
個人選果ですので、販売するダンボール箱には原則として必ず生産者の名前が、
屋号で表記されています。販売は、全量卸売り市場へ委託販売し、殆どがセリ売りよって
中卸商に販売されます。その後スーパーマーケットや、果物屋さんの店頭に並び 
消費者の皆さんの御手元へとお届けされています。
また田村出荷組合では生産情報の集約分析、生産資材の共同購入等、生産面を強化するため、
組合員の青年による生産部が組織され、また荷造りにかかる情報交換、相互親睦等、
組合員相互の連携を強化するべく 組合員の女性による組合婦人部も組織されています。


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和歌山県有田郡湯浅町田225